２００８年（平成20年）の出来事
１月 ３０日 日本たばこ産業（JT）の食品子会社、ジェイティフーズが輸入した
中国製冷凍餃子食中毒問題
日本食研、日本ハム、マルハの3社も同工場から輸入した食材を使った商品を
自主回収。
２月 ２５日 福田康夫総理大臣が韓国訪問、
就任直後の李明博大統領と日韓首脳会談
東京高等裁判所、北海道開発局をめぐる受託収賄に関する裁判で、
東京地裁判決を支持、
２６日 鈴木宗男現新党大地代表に懲役2年、追徴金1100万円の実刑判決
３月 １４日 チベット暴動
４月 １８日 福田康夫首相、訪日中の楊潔篪中国外相と会談、
チベット自治区問題の対話による解決を要請すると同時に、
4月26日に長野市で行われる予定の聖火リレーに中国人による「聖火防衛隊」が
参加するのを拒否する意向を表明
２０日 長野県長野市の国宝善光寺本堂回廊の6ヶ所に落書きが発見される。
長野県警察本部、北京五輪の聖火リレー問題に絡んだ心無い悪戯の可能性が
あるとして、建造物損壊罪と文化財保護法違反容疑で捜査を開始。
２１日 首相官邸で、福田康夫首相と韓国の李明博大統領による日韓首脳会談。
北朝鮮の核兵器放棄に向け、米国も含めた3カ国の連携強化を確認。
２６日 モスクワで日ロ首脳会談開催。
福田康夫首相、プーチン大統領とイルクーツク近郊での共同油田開発に同意。
北方領土については対話継続を確認。
メドヴェージェフ次期大統領とも会談し、環境問題での連携を確認。
長野聖火リレー中国人デモ
長野県長野市で行われた北京オリンピック聖火リレーに対する反対運動
および妨害行為などで6名逮捕。
５月 ６日 胡錦濤 中華人民共和国主席兼中国共産党中央委員会総書記が日本国訪問。
中華人民共和国の国家元首の日本訪問は1998年の江沢民前国家主席以来、
10年ぶり。
１２日 四川大地震
６月 ６日 「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」に関する内閣官房長官談話
町村信孝
８日 秋葉原通り魔事件。
沖縄県議会議員選挙が施行され、開票の結果、沖縄県政与党の自由民主党
並びに公明党が過半数を割り込み、野党系勢力が躍進する結果となった
１１日 福田康夫内閣総理大臣に対する問責決議が参院本会議で民主、共産、社民、
国民新の野党4党などの賛成多数で可決された。
衆議院では与党、参議院では野党が多数を占める「ねじれ国会」。
政府が提出する法案は簡単には通らない状態が続く中、
6月11日ついに野党は福田首相の問責決議案を参議院へ 提出し、
賛成多数で可決された。
首相に対する問責決議が可決されるのは、史上初の出来事。
問責決議に法的拘束力はないが、与党側は翌12日、衆議院で内閣信任決議案を
可決して対抗した。
２５日 マルハニチロホールディングス子会社の神港魚類とウナギ販売会社の魚秀が
中華人民共和国産のウナギを愛知県一色産ウナギとして産地を偽装表示し、
販売していたことが判明。
７月 ７日～９日 日本がホスト国となる第34回主要国首脳会議。北海道洞爺湖町で開催。
２２日 八王子通り魔事件。
８月 １日 福田康夫首相、政権発足11ヶ月目にして自由民主党役員人事の刷新と
内閣改造人事を断行。
８日 北京オリンピック開幕。
９月 １日 福田康夫首相は首相官邸で緊急の記者会見を行い、辞意を表明。
１１日 汚染米の不正転売事件。
１６日 リーマン・ブラザーズ経営破綻。
２４日 福田康夫内閣総辞職。
衆議院では自由民主党の麻生太郎総裁が、参議院では民主党の小沢一郎代表が
それぞれ内閣総理大臣に指名され、 両院協議会で両院が合意に至らず、
日本国憲法第67条の規定に則り、麻生太郎が第92代内閣総理大臣に指名。
小渕優子が戦後最年少の34歳で内閣府特命担当大臣（少子化担当相）初入閣。
２８日 中山成彬国交相「単一民族」などに関する一連の発言の責任を取る形で閣僚辞職。
日教組問題に関する発言については一切の訂正謝罪を拒否。
１０月 １０日 10月13日に期限切れとなる北朝鮮に対する経済制裁の半年間延長を閣議決定
１５日 ニチレイフーズが中華人民共和国から輸入した冷凍インゲンから、
有機リン系殺虫剤『ジクロルボス』が検出され、ニチレイフーズ、イトーヨーカドー、
セブン&アイ・ホールディングスが当該製品の販売並びに取引を中止。
１７日 静岡県磐田市の食品業者が中華人民共和国から輸入したつぶあんから、
トルエンと酢酸エチルが検出される。
２０日 サイゼリヤが販売した中国産ピザ生地原材料から有毒物質メラミンを検出。
３１日 航空自衛隊田母神俊雄幕僚長が、APAホテルグループが募集した論文で、
浜田靖一防衛大臣により更迭される。